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生産部生産三課R.S.2019年入社
Production
自分より何倍もの大きな機械を
ゼロから組み立てていく。
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毎回異なる形状の機械を
組み立てられるのが面白いです。現在は生産三課にて組立を担当しています。部品点数は機械によって違いますが、だいたいが100点以上です。基本的にオーダーメイドなので、形状も大きさも部品の種類も異なります。組立図面を見て、スパナやレンチ、ハンマー等を使って一つひとつ部品を組み上げていきます。イメージとしてはプラモデルに近いです。ただし中には高さが5mにもなる機械もあります。高所作業台に乗ったりしながら、自分より何倍も大きい機械を1人、ないしは2人で3~4週間かけてつくっていく。ダイナミックなプラモデルですね。機械が完成したら外観検査や性能検査を実施して、問題がなければ出荷となります。そのほかお客様の要望に応じて、既設機の改造や修理も行っています。また私自身、サービス課にも所属しており、機械の据付やメンテナンスといった業務も担当しています。何十年も前に製作された機械を分解して点検するときは、淺田鉄工の歴史を感じられて面白いですよ。
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組立図に記されていない箇所を、
自分で考えカタチにしていく。私が感じる組立の魅力は、創意工夫を機械に反映できることです。撹拌機・分散機には油圧配管やエアー配管、水の冷却配管など、さまざまな配管が通っています。それら配管の通り道が図面に記載されていない場合があります。そんなときは組立担当者が考えたり、過去の実績を参考にしたりして、最適なルートを考えます。試行錯誤しながら組立図のシルエットになっている部分を自分で明らかにしていく過程が私は好きです。またサービス課を兼務するようになって以降、実際に機械が稼働している工場に行ったり、機械を操作するオペレーターの方々と関わったりする機会が増えました。それに伴って「つくりやすい」のではなく、お客様にとって「使いやすい」機械をつくるという意識が芽生えました。そのため組立図面を見て、改善の余地があると思えば、設計変更を提案することもあります。指示どおり組み立てるのではなく、技術部と生産部で意見を出し合いながら、もっと良い機械をつくっていこうとする雰囲気が私は好きです。
ONE DAY SCHEDULE
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08:15
始業
始業後はラジオ体操を行います。
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08:20
危険予測(KY)活動
高所作業台など、危険の伴う場所での作業の注意事項等を全員で確認します。
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08:30
組立
機械が完成したときの達成感は何度味わってもよいものです。
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12:45
試運転(社内テスト)
検査表に基づいて、シャフトの回転数や異音の有無を調べます。
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17:00
退社
明日の作業工程を確認して退社します。
