ミラクルKCK ®
(連続式固相せん断混練機)
2軸押し出し機では不可能な樹脂混練が可能
- ゴム弾性領域で混練操作が可能
- 石臼状の凹凸溝の擦り合わせで実現する強せん断効果。
- 当社独自の特殊型ブレード採用により、ずりせん断を効率的に付与
- 機種
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- 分散機·ビーズミル
- 攪拌機
- 混練機
- 目的
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- 試作(研究)
- 生産
- ナノ分散
- 高粘度処理
- 乾式処理
- 混練
- 業種
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- 塗料・インキ
- 電池・キャパシター
- 電子部品
- ディスプレイ
- 化粧品·医薬品
- 機能性材料
特長
- 石臼状の特殊ブレード(扇型・菊型・臼型)を採用することで、混練分散の三要素である圧縮・せん断・置換(分配)作用が効率良く行うことが可能。
- 樹脂コンパウンドにおいて、樹脂の融点より低い熱変形温度付近のゴム弾性領域で固相せん断処理を行うことにより、熱履歴の軽減につながり樹脂の劣化やフィラーのダメージを抑制。
- 特殊ブレードの効果により、従来の二軸押出し機ではトルク不足となっていた低温域で処理が可能。
- 製品は圧送部・混練部・ベント部・押出し部と混練されていくが、この各ゾーンで温度コントロールが可能。
- 接液部材質は標準でステンレス系焼入れ鋼を採用。オプションとして超鋼溶射で金属コンタミの抑制が可能。
- 横型の為、分解・洗浄・組立が容易に行え、メンテナンス性が良好。
- ラボ機から生産機まで幅広いラインナップ。
- 塩を媒体とし顔料の微細化(ソルトミーリング)が可能。
- バンドヒーターと高効率ジャケットを設け、混練ゾーンごとの温度コントロールが可能。
- オプションにて軸冷却も対応し、熱に敏感な製品の処理も可能です。
- テスト可能機種:ミラクルK・C・K-L、ミラクルK・C・K-32
ここがポイント
- 石臼状の特殊ブレードでの生み出される混練分散の三要素!
- 従来の二軸押出し機の「溶融混練」よりもミラクルKCKでの「固相せん断」!
仕様
型式 | トルク (kgf-m) |
主軸回転数 (rpm) |
ブレード 組数 |
吐出量 (Kg/Hr) |
---|---|---|---|---|
M・KCK-L | 16 | 30~90 | 6 | 1~5 |
M・KCK-26 | 45 | 30~120 | 7 | 5~25 |
M・KCK-32 | 110 | 30~120 | 8 | 10~50 |
M・KCK-42 | 140 | 30~150 | 8 | 20~100 |
M・KCK-52 | 240 | 30~150 | 8 | 35~170 |
M・KCK-62 | 350 | 30~150 | 10 | 50~250 |
M・KCK-72 | 480 | 30~150 | 8~12 | 90~630 |
M・KCK-82 | 580 | 30~150 | 8~12 | 110~800 |
M・KCK-92 | 780 | 30~150 | 8~12 | 150~1200 |
- ※吐出量は参考値です。
- ※本仕様は改良のため、予告なく変更することがあります